本記事を読めば、効果的なアイキャッチ画像のサイズや作り方がわかるようになります。
「アイキャッチ画像」と言えば、ブログに表示される「あの画像か?」と思われる方も多いと思いますが、アイキャッチ画像は記事と一体になっていて、視覚的要素で構成される人間の脳で最も早く処理される情報の一つです。ですので瞬間的なインパクトを与えるわけです。
ブログに大きな影響を与えますので、効果的なアイキャッチ画像を用意したいところですが、画像やイラストを取り扱ったり知識がない方もいると思いますから、どんな方法で効果的なアイキャッチ画像を作成すればよいかを解説していきます。
アイキャッチ画像を見てブログを見るかどうか決める時もあるからアイキャッチ画像が大事な事はよく分かるわ!
でも、全く画像やイラストを触ったことが無くて・・・・・
当サイトも、難しい事はできませんが、全部無料ツールと無料素材を使ってアイキャッチ画像を作っていますよ!
この記事が参考になる方
- アイキャッチ画像の必要性について知りたい方
- アイキャッチ画像の作り方を知りたい方
- 魅力的なブログ記事を作りたい方
- どんなツール・素材を使えばよいか知りたい方
- 実際にアイキャッチ画像を作っているところを知りたい方
効果的なアイキャッチ画像の重要性
アイキャッチ画像がブログに与える効果
第一印象は大事です!
視覚情報は、人間の脳で最も早く処理される情報の一つです。私たちは目にしたコンテンツの良し悪しを0.1秒という極めて短時間で判断しており、その第一印象は後々まで影響を及ぼします。特にWebサイトやSNSでは、ユーザーは3秒以内に閲覧を継続するか否かを決定すると言われています。そのため、アイキャッチ画像の質や適切さが、コンテンツの成功を大きく左右します。魅力的で関連性の高い画像は、ユーザーの信頼感を高め、エンゲージメントの向上につながります。
情報伝達の効率性
人間の脳は文字よりも視覚情報を圧倒的に速く処理できます。画像による情報は文字の60,000倍の速さで脳に伝わり、複雑な内容でも直感的に理解できます。また、視覚的な情報は長期記憶に残りやすく、後から思い出しやすいという特徴があります。このため、アイキャッチ画像は効率的な情報伝達の手段として非常に重要です。
エンゲージメントの向上
アイキャッチ画像は、ユーザーの行動に大きな影響を与えます。適切な画像を使用することで、記事のクリック率が平均2.3倍に向上し、SNSでのシェア数は2倍以上増加します。また、サイトの滞在時間も1.5倍程度延長されるため、コンテンツの価値を最大限に引き出すことができます。
ブランディング効果
アイキャッチ画像は、ブランドの個性を視覚的に表現する重要な要素です。一貫性のあるデザインや配色を用いることで、ブランドの認知度が高まり、競合との差別化が可能になります。これにより、ユーザーの記憶に残りやすく、長期的な信頼関係の構築につながります。
SEO対策としての価値
アイキャッチ画像はSEO対策においても重要な役割を果たします。適切な画像を使用することで、画像検索からの流入が増加し、ページの質的評価が向上します。また、SNSでシェアされやすくなることで、バックリンクの獲得にもつながり、検索エンジンでの表示順位の改善が期待できます。
アイキャッチ画像の最適サイズと推奨比率
最適なファイルサイズ
その理由・・・
- ページ読み込み速度
- 3秒以上の読み込みでユーザーの40%が離脱
- モバイルユーザーの通信環境への配慮
- Googleの評価基準(Core Web Vitals)への影響
- 実用的な画質維持の目安
- 1200x630pxの画像で100-200KB程度が最適
- この範囲であれば画質と読み込み速度のバランスが取れる
保存形式の選択
- 写真:JPEG(品質80%程度)
- グラフィック:PNG
- 対応環境であればWebP
効率よく、効果のあるアイキャッチ画像の作成方法
ブログは、ひとつひとつジャンルも違いますし、例えジャンルが似ていても中身も違いますから、アイキャッチ画像も一緒になることはありません。
それ故、自分のブログに合うようにアイキャッチ画像を作成する必要があります。
アイキャッチ画像の重要性や、アイキャッチ画像の最適サイズはわかったけど、それでは「どんなアイキャッチ画像を作ればよいのか?」ですよね!
ただ、こればっかりは、アイキャッチ画像を作成して実際にブログに当てはめてみないと、相性がいいのかどうかわかりません。
結局、自分で考えてやれっていうことか?
多分、説明が難しいんだよね!
そうなんだ、だから個人的にオススメの作り方を紹介するね!
- 写真画像かイラストのどちらを使うか決める
- YouTubeのサムネイル画像から、気に入ったデザインを選ぶ
- 同じようにデザインツール「Canva」で作成する
写真画像かイラストのどちらを使うか決める
写真を選ぶべき場合
- リアリティが重要な場合
- 商品紹介(特に実物の見た目が重要な場合)
- 旅行・観光関連の記事
- レストランや料理の紹介
- 実際の場所やイベントのレポート
- 信頼性を伝えたい場合
- ビジネス関連の記事
- 専門的な解説記事
- インタビュー記事
- 事例紹介
イラストを選ぶべき場合
- 概念的な内容を扱う場合
- How-to記事
- プロセスの説明
- 抽象的な概念の解説
- テクニカルな内容の図解
- 親しみやすさを重視する場合
- 初心者向けコンテンツ
- 子ども向けコンテンツ
- カジュアルなブログ記事
- SNSでの発信
YouTubeのサムネイル画像から、気に入ったデザインを選ぶ
YouTubeのサムネイルは質が高いです。なぜならユーザーは、サムネイルを見て、そのユーチューブを見るかどうか決めるからです。
そんな背景もあってユーチューバーの方は、動画はもちろんのこと、サムネイルにもすごく力を入れています。結局サムネイルの質が高いわけです。
自分が、ついついクリックして見てしまうようなサムネイルや、デザインが気に入ったサムネイルを基にアイキャッチ画像を作ると、とても興味深いアイキャッチ画像ができると思います。
アイキャッチ画像の素材選び
フリー素材の利用法
ここからは、アイキャッチ画像作成の実践編を見ていきましょう。
Photoshopやillustratorが使える方などデザインに馴染みのある方は、そのまま作成していただければよいですが、デザインもやったことないし、Photoshopやillustratorも使えない方の方が圧倒的に多いと思います。
そんなことで、ちょっと簡単にアイキャッチ画像画像を作ってみましょう!
作る際の条件としては、こんな感じ!
当サイトが利用している無料ツール・無料素材
無料で使えるデザインツール
ブログに無料(フリー)で使える人物系イラスト素材
- ソコスト
- Loose Drawing
- ちょうどいいイラスト
- shigureni free illust
- いらすとや
- unDraw(アンドロウ)
- アイソメラボ
無料で使える写真画像素材
アイキャッチ画像の作り方|実践編
- 字やデザイン統一
- フォント選びも一工夫
- カラーパレットの選定方法
- シンプルで目を引くデザイン
実践編-1
- 実践編-1で使うもの・・・
- デザインツール「Canva」
- 1200×630pxを入力して「新しいデザインを作成」をクリック。
- 白紙の1200×630の作業画面が立ち上がります。
- 左メニューの「デザイン」を選択
- 「YouTubeサムネイル」と入力します。
- 今回は、このデザインを選んでみました。
- こんな感じにしてみました!
実践編-2
- 実践編-2で使うもの・・・
- ソコスト
- デザインツール「Canva」
- 最初に1200×630pxを画面を立ち上げてから選ぶと後が楽です。
- 今回この画像を選んできました。
実践編-3
- 実践編-1で使うもの・・・
- 高品質なロイヤリティフリーの画像やストック素材 「pixabay」
- デザインツール「Canva」
- 高品質なロイヤリティフリーの画像やストック素材 「pixabay」などで、画像を入手します。
自分のブログに合うように、いろいろ試してみましょう。
よくあるQ&A
- アイキャッチ画像の最適な枚数は?
基本的に1記事につき1枚が推奨されます。複数使用する場合は: ・ソーシャルメディア用 ・ブログヘッダー用 ・サムネイル用 と用途別に作成するのが効果的です。
- 著作権フリー画像の使用で気をつけるべきことは?
ライセンスの確認(商用利用可能か) ・クレジット表記の必要性の確認 ・改変の可否の確認 ・同じ画像の過剰な使用を避ける ・可能な限り原著作者名を記載する
- アイキャッチ画像が記事のCTRに与える影響は?
適切なアイキャッチ画像の使用でCTRが150-200%向上するというデータがあります。特に、人物の表情が写っている画像や、鮮やかな色使いの画像は高いCTRを記録する傾向にあります。
- ブランドの一貫性をどう保つ?
企業カラーの統一的な使用 ・ロゴの配置ルールの設定 ・フォントの統一 ・テンプレートの作成と活用 ・フィルターやエフェクトの統一
- SNS等の推奨画像サイズも教えてほしい
- YouTube サムネイル
- 推奨サイズ:1280 × 720 ピクセル
- 最小サイズ:640 × 360 ピクセル
- アスペクト比:16:9
- ファイル形式:JPG, PNG, GIF(アニメーション非対応)
- 最大ファイルサイズ:2MB
- Instagram
- フィード投稿
- 推奨サイズ:1080 × 1080 ピクセル(正方形)
- アスペクト比:1:1
- その他対応比率:
- 横長:1.91:1(最大)
- 縦長:4:5(最大)
- ストーリー
- 推奨サイズ:1080 × 1920 ピクセル
- アスペクト比:9:16
- 最小解像度:500 ピクセル(幅)
- フィード投稿
- X(旧Twitter)
- 推奨サイズ:1600 × 900 ピクセル
- アスペクト比:16:9
- その他の仕様:
- 最大ファイルサイズ:5MB(PNG/GIF)または15MB(JPEG)
- 複数画像投稿時:最大4枚まで
- カード画像:1200 × 628 ピクセル
- YouTube サムネイル
まとめ:効果的なアイキャッチ画像|サイズや作り方のガイド
今回は、効果的なアイキャッチ画像|サイズや作り方のガイドについて解説していきました。
ブログにとって、アイキャッチ画像が大切なものであるのは、よく理解できたと思います。ただ、ブログを始めたばかりの方の中には、画像やイラストを加工・編集なんて一度もやったことない人も多くいると思います。
ブログのアイキャッチ画像は、適切なサイズをしっかり守った上、効果的なアイキャッチ画像を作成する必要がありますが、今回簡単な実践を紹介した通り、あまり難しく考えずいろいろ試してみるのがオススメです。
画像とイラストでは、ブログの雰囲気はガラリと変わりますし、もっと言えば、フォントの種類が変わただけでも、与える影響が大きいです。
有料素材を使わなくてもこの位の事はできてしまいますから、最初の頃や気に入った素材が見つかるまでは、無料素材でも十分かと思います。
なお、無料素材であっても利用規約はありますからしっかり確認してくださいね!